輸送で考えるべきポイント
商品の仕向け地は国内か、それとも海外なのか。これが商品輸送を考える際の大きなポイントとなります。
- ①国内輸送
- ②海外輸送
国内輸送
自社工場から国内に製品を輸送する場合、クール便を使うか、保管温度にあった車両をチャーターするのが一般的です。しかしクール便はサイズ制約(120サイズ、15kg以下)があり制約をオーバーしてしまうと運んでくれません。また、チャーターするほどの量がない場合はどのようにすればいいのでしょう。
ワコンではクール便に頼らず低温輸送をするソリューションをご用意しています。
海外輸送
海上輸送で、リーファーコンテナを使用して輸送する場合は問題ありませんが、貨物が少量であったり、急いで輸送しなければならない場合は、航空輸送を行わなければなりません。しかし、航空輸送で安価に調達できるリーファーコンテナは存在せず、保冷箱と保冷剤の組み合わせで送ることになります。しかしながら、航空輸送の場合、外部の温度変化が激しいので、適切な保冷箱と保冷剤の組み合わせを決めるのは簡単なことではありません。
ワコンでは外気温の変化を反映させた温熱解析シミュレーションを使用して、最適な保冷箱と保冷剤の組み合わせを提案するソリューションをご用意しています。
定温梱包サービス
また、ワコンでは成田空港及び、関西国際空港に定温梱包サービス拠点を構えています。こちらのサービスでは、飛行場内にある定温庫内で輸出梱包作業を行いますので、貨物の搬入後から航空機搭載直前まで、貨物が常温にさらされることがありません。海外輸送における、全工程の約3割を占める国内工程内での温度逸脱のリスクを軽減することが出来ます。品質管理が特に重要な商品を輸送する場合には、定温梱包サービス「PACKPRO」を是非ご利用ください。